映像学科Imaging Art

映像制作の体験がなくても、怖くない。技術?表現とも、基礎から学べる。

映像によって感動を受けたり、感性を刺激されたりする中で、映像表現や映像業界に興味を持った人が、ゼロから学べるのが本学科の特徴です。

映像を多角的に学び、国内屈指の最新設備?機器で映像を制作し、業界をリードする人材を育てます。

映像学科の特徴?学べる領域

理論と実践、
映像制作は発見の連続

本学科の実習で学ぶ領域には、映像メディアの基礎である16ミリ?フィルムによる映画製作やHDビデオによるテレビ番組制作、そして最新のハイエンドPCによるCG制作などが含まれます。こうした多領域にまたがる映像制作の基盤には、映像表現の理論や各技法の研究などが不可欠です。講義科目で学ぶ理論と実習科目で習う技術を融合しながら、自分の求める映像を探求するためには、何よりも自由な発想や柔軟な思考が要求されます。
本学科では、実習科目と講義科目の統合による発見の連続、これが一番重要なポイントであると位置づけます。

映像表現領域

世の中には実にさまざまな映像表現が溢れています。映像表現とはいわゆる映画のシナリオや構成による「演出」です。本領域では、世の中のあらゆる演出について学ぶことができます。映画をはじめとするさまざまな映像表現の本質を読み解き、深く分析していくことで、より高い映像表現技術を身につけることができます。

映画領域

映画は脚本、演出、撮影、照明、録音、編集などさまざまな要素が組み合わさってはじめて成り立つ映像表現です。本領域では、映画に関わる様々なプロの指導のもと、自分たちで作成したシナリオを1本の映画として完成させていきます。実際に映画を制作する過程で映画製作における難しさと楽しさを併せて学ぶことができるのが特徴です。

テレビ領域

テレビは私たちにとって最も身近な「映像」です。本領域では、CMやドラマ、情報番組、ドキュメンタリー、といったテレビで放送される番組の専門的な制作過程を実際に学べます。また、また、モバイル化によって大きな変革を遂げつつあるテレビ放送が抱える現状の課題を分析したり、今後のテレビの可能性についても追求していきます。

映像情報領域

私たちがいつも触れる「映像」には、様々な動画処理技術が組み込まれています。アート性が強いと思われがちな映像分野ですが、それをより的確に表現するためにはテクノロジーを駆使する専門性も必要不可欠です。映像情報領域では画像処理ソフトや映像編集ソフトをはじめとする、映像を表現するための情報処理技術を学ぶことができます。

身体表現領域

2014年度より、新しい学びの領域として設けられたのが「身体表現領域」です。今まで映像学科で行ってきた「撮る側」の教育とあわせて、「撮られる側」の教育として生まれました。本領域では「撮る側」「撮られる側」それぞれの立場で表現を学ぶことができます。優れた俳優は優れた監督になる資質を秘めています。「撮られる側」の学びを通じて、映像表現の真髄ともいえる「演出」を自らの体で理解することができるのが特徴です。

4年間の学び

  • 1年次
    幅広く「映像」を知ることを目標とする

    映像制作の基礎技術や映像の基礎理論など、幅広い映像分野の基礎知識を身につけ、専門分野への興味を広げます。

  • 2年次
    より専門的な知識や技術の基礎を学び、映像に対しての理解を深める

    映像の各分野における専門的な制作技術の習得や、映像技術を支えている専門的な知識を身につけます。

  • 3年次
    専門の領域の研究室において、さらに映像の知識と技術を身につける

    研究領域を選択し、研究室ごとに専門的な実習を行います。講義科目もより専門性の高いものとなり、高度な映像知識を身につけます。

  • 4年次
    将来の進路を見据えた卒業研究を行う

    映像の学びの集大成として、卒業研究?文献研究を行います。将来の進路を見据えた制作力を身につけます。

映像学科について(研究室?教員?環境?カリキュラム)

卒業後の進路?就職実績

東京工芸大学 芸術学部 映像学科 卒業後の進路については 将来の可能性として、放送関連では、Web、CATV、テレビ局、衛星放送、TV番組、制作、CM、

映像制作関連では、ビデオ、造形表現、映画、プロモーションビデオ、

マルチメディア関連では、レコード?CD、ライブステージ、美術館?博物館、イベント、ゲーム、CG、映画配給、

演技パフォーマンス関連では、俳優、タレント、アナウンサー、声優、MC、ダンサー、アートプロデューサーなどが考えられます。

卒業後の主な職業

映画監督

映画を製作する際に、作品に統一したイメージを与える仕事です。シナリオに基づいて俳優の演技指導をするほか、撮影?音楽?美術?編集など作品に関わる様々な分野のスタッフを指揮します。各スタッフの専門分野に関する知識も求められるため、映画に関する豊富な知識?技術が求められます。

映画キャメラマン

シナリオに基づいて映像イメージを考える仕事です。映画監督と協力し、どのような映像イメージにするかを技術的に考え、ロケハンや撮影現場の進行、撮影機材?構図の決定から現像まで、映像に関する全責任を負います。確かな技術や知識と豊富なアイディア、現場の状況に対応できる柔軟性が求められます。

映画配給

海外の新作映画を日本国内で上映する権利を買い付ける仕事です。映画製作者との交渉や輸入手続き、上映する映画館の確保、ポスター?チラシ?CMなどの宣伝広報、予告編の製作、試写会をはじめとするイヴェント企画などを担います。日本でヒットする映画を見極める鑑賞眼?語学力が求められます。

出版編集

単行本や雑誌の企画から出版まで携わる仕事です。読者や社会のニーズを的確にとらえて企画立案し、インタヴュー?取材や専門家などへの原稿依頼を行うほか、原稿や写真などの進行管理や校正、完成した本の広告営業なども担います。企画力や調査力?分析力、交渉力などが特に求められます。

映像ディレクター

プロデューサーが決定したコンセプトに沿って番組を制作し、演出する仕事です。通常、プロダクションやテレビ局などの映像関連制作会社に所属しています。局によっては取材?構成?台本などすべて一人で担当する場合もあり、番組全体のバランスを考える構成力、リーダーシップなどが求められます。

映像編集

カットごとに撮影された映像素材を編集し、一つの作品にする仕事です。映像編集は、多くの場合、仮編集(プリ編集、オフライン編集)と本編集(オンライン編集)の2段階に分けて行われます。本編集の技術者には、どのシーンをどこまで使うかを判断する感性と経験?技術が特に求められます。

VFXクリエーター

コンピュータによる特殊合成などを行い、新しい映像表現を創造する仕事です。3DCGで作成した素材を実写映像に合成したり動きをつけたりして、実写では表現できない映像や特殊効果を創り出すため、CGや合成の技術はもちろんのこと、画力?芸術的センス?発想力なども求められます。

美術スタッフ

映画やTV、舞台など、様々な作品で使われる大道具?小道具などの製作や、作品のなかに置かれているあらゆる道具を用意する仕事です。作品によっては、時代考証に合わせた古いものを集めるだけでなく、過去の資料などを参考にしながら同じようなものを再生する技術なども求められます。

卒業生の主な就職実績

太陽企画㈱/㈱電通/㈱電通クリエーティブX/日本郵便㈱/㈱ティー?ワイ?オー/㈱/広島テレビ放送㈱/㈱日テレアックスオン/㈱オムニバス?ジャパン/㈱角川大映スタジオ/㈱東映テレビ?プロダクション/東映シーエム㈱/日本クラウン㈱/㈱クロステレビジョン/㈱博報堂プロダクツ/㈱ピラミッドフィルムクアドラ/㈱伊藤園/広島信用金庫/財団法人 日本相撲協会/㈱シースリーフィルム/㈱ライデンフィルム/㈱キメラ/㈱トラストネットワーク/㈱白川プロ/㈱IMAGICA Lab./円谷プロダクション/㈱カイカイキキ/㈱ビデオスタッフ/㈱良品計画/㈱AOI pro./㈱オリエンタルランド/㈱放送技術社/㈱富士巧芸社/㈱あとらす二十一/㈱イメージスタジオ109/㈱クリーク?アンド?リバー社 ほか

取得できる資格?スキル

取得できる資格

  • 学芸員

身に付けられるPCスキル

  • EDIUS
  • Final Cut Pro
  • Adobe Premiere
  • Adobe After Effects
  • Adobe Photoshop
  • Adobe illustrator
  • Pro Tools
  • Light Wave
  • Maya
  • RETAS STUDIO
  • Max/MSP/Jitter
  • Microsoft Office

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