工学部?総合工学系
機械コースとは
一人一台のロボットを作りその機能を高めていくことで多面的な能力を身につける
モノづくりの基礎となるメカ?回路?プログラミングを、ロボットという具体的なモノを通して学ぶことができます。個人やグループでロボットを製作する授業が毎年配置されており、年次に従って、課題となるロボットもレベルアップ。コンテスト形式で技術の習得を目指します。
コース教員一覧
コース研究室一覧教育の特長とカリキュラム
機械コースでは、「ロボット?知能機械」をキーワードに、機械工学をベースとした「ものづくり」を通じて、実践技術に重点を置き、広い分野の技術を学ぶことができます。そして、機械コースでは社会で広く活躍できる人材の育成を目指しており、そのカリキュラムは、ものづくり技術を駆使した課題解決要素が分野別に系統立てて配置されています。
学びの環境
機械工作室
マシニングセンタ、CNC加工機、レーザ加工機、3Dプリンタ、エアープラズマ切断機、溶接機など、最新かつ充実した工作機器が用意されており、その利用を通して「モノづくり」のための技術を習得できます。
想定される卒業後の進路
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製造(電子部品?精密機器)
私たちの身の周りで生活を快適にしてくれる家電製品や自動車、スマートフォンなどに必ず組み込まれている電子部品や精密機器を製造するメーカーです。職種は研究?開発、設計、生産技術、製造技術、品質管理、技術営業、メンテナンス等多岐にわたります。
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自動車?自動車部品
自動車産業とは、自動車及び自動車部品の生産、販売、利用、整備に関連した産業のことです。自動車は約3万点の部品で構成され、自動車メーカーごとに系列化された部品メーカーが存在します。自動車メーカーの他にも、電車?モノレール?重機等のエンジニアには機械工学出身者が多いです。職種は、生産?製造、企画?設計、開発、技術と多岐にわたります。
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工作機械
自動車や電子機器、部品などさまざまな製品を造るための機械が工作機械です。「機械を作る機械=マザーマシン(母なる機械)」とも呼ばれています。職種は開発?設計、生産技術、品質保証、加工?組立、技術営業等多くの職種が存在します。
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プラント
プラントは複数の機械や装置を組み合わせて作る生産設備のことです。水や石油等の天然資源、食品?薬品?生活用品等の製造工程に携わるのがプラントエンジニアです。モノづくりが盛んな日本には多くのプラント設備があり、機械系人材のニーズは高く、プラントエンジニアには、設計?製造、品質管理?検査、稼動確認、メンテナンスなど、多くの工程や業務があり、その種類も多岐にわたります。
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機器開発?機構設計
あらゆる業界で使われる機械?機器の機構部品の設計や、性能を満足する素材の選定などを行う仕事です。
目指せる資格?免許
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受験可能な資格?免許
CAD利用技術者
情報処理技術者(ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者)
画像処理エンジニア検定 などを予定
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取得可能な資格?免許
高等学校教諭1種(工業)
※2021年度以降入学生から取得可能
学芸員 -
身につけられる技術
工学機械の設計?加工?制御技術と関連知識