工学部?建築学系
建築コースとは
学生一人ひとりの興味に応じた専門分野を学び社会で求められる建築のプロを目指す
少人数制の設計製図演習、充実した実験設備、そして教員と学生の距離の近さが最大の魅力。建築関連の基礎知識に加え、得意分野に合った専門知識を学ぶことで、建築の専門家を目指します。「建築」「構造」「環境」の3分野のデザインをバランスよく習得できる点も特徴です。
コース教員一覧
コース研究室一覧教育の特長とカリキュラム
「建築学」は人が心地よく過ごし、活動する空間をつくるための学問です。このため、建築学の取り扱う分野は総合的で非常に幅広く、かつ各分野において深く専門的な知識を必要とします。専門科目には建築史や建築意匠、建築法規のような人文?社会系に近い科目、環境工学や構造工学、建築構造学などの工学系の科目、そして建築計画学、建築材料学のような実際に建築を設計し建設するための基礎知識を修得する実践的な科目があります。そして全ての分野で必要とされる素養として、設計?計画を図面や模型を用いて表現する技術を学ぶ科目が建築設計製図です。
学びの環境
アクティブ制御マルチファン人工気候室
人工気候室では、室内の温度?湿度に加え、気流の変動を自由に再現することができます。この人工気候室と発汗サーマルマネキンを利用して、室内温熱環境の変化が人に与える影響や、ゆらぎのある自然風の気持ち良さなど、快適性に関する研究を行っています。
想定される卒業後の進路
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総合建設会社
組織として世の多くの建築を建設する、一般にゼネコンと呼ばれる会社です。仕事は企画、営業、設計(意匠?構造?設備)、施工、研究など様々な分野に分かれています。
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建築設計事務所
意匠?構造?設備の計画全体を統括して、建築の企画?設計?監理を行う仕事です。個人的なアトリエから巨大な組織事務所まで様々な規模の事務所があります。
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ハウスメーカー
戸建住宅や集合住宅など、主に住宅を企画?設計から施工まで行う会社です。仕事は一般に営業、設計、施工など各部門に分かれており、適正に合わせ配属が決まります。
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建築設備会社
独立または請負いの形で、建築設備工事に従事する専門企業です。対象物はビル群や大型商業施設、プラントなどの大きいスケールから個人住宅まで幅広く、専門分野としては、電気?空調?衛生?水道等、多岐にわたります。
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不動産?都市開発
不動産業界は、「開発」、「販売」、「賃借」、「管理」企業の4つに大別でき、不動産開発を専門的に行う企業(デべロッパー)の他、不動産仲介?販売代理事業、建物管理を行う会社があります。デベロッパーでは駅前の都市開発やショッピングモールなどの大きいスケールに携われることも多いです。
目指せる資格?免許
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受験可能な資格?免許
一級建築士
二級建築士
インテリアプランナー
コンクリート技士(実務経験2年)
1?2級建築施工管理技士(1級:実務経験3年、2級:実務経験1年)
1級管工事施工管理技士(実務経験3年)
宅地建物取引士
VEリーダー などを予定
一級建築士受験資格に完全対応したカリキュラム。卒業と同時に自動的に受験資格が得られます。(一級建築士として登録するためには2年間の実務経験が必要)
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取得可能な資格?免許
高等学校教諭1種(工業)
学芸員
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身につけられる技術
一級及び二級建築士の資格の取得に必要な知識と多様な社会的要求に応えられる総合力