工学系電気電子コースElectrical and Electronics Course
現代社会に必要不可欠な技術エレクトロニクスを学び、未来社会で貢献する能力を身につける。
全ての産業の根幹であるエレクトロニクスを学び、未来を体感できます。最大の特徴は実験?演習にあり、回路製作やコンピュータを使ったモーターや表示装置の制御、材料の特性測定など、興味深い内容が目白押しです。少人数指導で、安心して学びに挑戦できます。
教員からのメッセージ
確実に実力が身につく実学だから、将来エンジニアとして活躍できる。
未来技術の集合体「ロボット」を通して多彩な技術を学ぶ授業で学んだことが実験?演習を通じて確実に身につくカリキュラム編成です。「モノづくり」の根幹である"ハードウエア"と"ソフトウエア"の両方を学べ、優れたエンジニアを目指すのにふさわしい環境です。サイエンスアゴラ(日本最大級の科学イベント)に電気自動車を出展するなど、学生達が主体的に取り組んでいる点も魅力となっています。
(工学部 電気電子コース 豊田 光紀 教授)
電気電子コース紹介動画
電気電子コース紹介
VRキャンパス紹介(電気電子コース)
電気電子コース講義紹介(夢ナビ)越地福朗先生
コースについて
学びのステップアッププラン
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Aさん普通科高校出身で教員に
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入学前
将来の夢は数学の教員。教職課程がありロボットの研究も可能な電気電子コースに入学した。
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1年次基礎知識
修得期間数学は得意だが理科は苦手。理系の基礎科目は履修が必要なため、学修支援センターを活用。理科に苦手意識がなくなった。
数学の教員免許取得が優先なのでコース変更は考えなかった。
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2年次~
3年次前期専門知識
蓄積期間電気電子コースの基本である回路、制御などの科目と実験実習を中心に履修。教員免許のための数学科目も系統的に履修した。
教員免許の教育実習で卒研の中断が考えられるが、先生からは大丈夫と聞いて安心した。
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3年次後期
~4年次専門知識
飛躍期間機能性薄膜の応用の研究室に入った。4年次は教員採用試験や教育実習で時間を取られるので、早めの研究を心がけた。
教職課程の科目のうち、卒業要件に参入される単位もあったため、卒業に必要な単位は3年次までに取れた。
教員採用試験の情報収集。公立と私立の受験資格などを調べた。
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就職活動
または
進学準備主に教職課程の先生から教員採用試験の指導を受けた。年度末に採用してもらうことができた。
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公立高校へ就職
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Bさん普通科高校出身で卒業後就職
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Cさん専門(工業科)高校出身で360足球直播_新英体育在线¥下载官网に進学
こんな人にオススメ
- スマートフォンの仕組みを知りたい人
- 自動車業界で活躍したい人
- 電子デバイスに興味がある人
- 新しいものをつくりたい人
- 環境エネルギーを学びたい人
- 電気関連の資格を取りたい人
卒業後の進路ピックアップ
卒業後の主な職業
自動車?自動車部品
自動車産業とは、自動車及び自動車部品の生産、販売、利用、整備に関連した産業のことをさします。自動車は約3万点の部品で構成され、自動車メーカーごとに系列化された部品メーカーが存在します。自動車メーカーの他にも、電車?モノレール?重機等の業界でも電気電子に関する知識は重要になっています。職種は、生産?製造、企画?設計、開発、技術と多岐にわたります。
半導体/デバイス開発?設計
様々な機械?機器の制御に必要不可欠な半導体やセンサー、スイッチ、コネクタなどあらゆるデバイス製品の開発設計を行う仕事です。
食品製造?材料系
私たちの身の周りには食品、生活用品など様々な製品が存在していますが、それらを原材料から加工製造して商品化するのが製造業です。職種は、研究、開発、生産技術、品質管理等、さまざまです。製造工程ではロボットを多用した自動化(FA)が進み、電気電子系の知識を持った技術者の採用が増えています。
総合建設会社
一般的にゼネコンと呼ばれる会社です。大型ビル、製造プラント、道路?鉄道等インフラから、マンション等の集合住宅、戸建て住宅まで多くの建設会社があります。仕事は設計(意匠)、施工管理の他、大きいゼネコンは技術研究部門など様々な分野に分かれています。すべての建築物に電気が欠かせないことから、特に電気電子系の知識を持った人材を求めている傾向にあります。
建築設備会社
独立または請負いの形で、建築設備工事に従事する専門企業です。対象物はビル群や大型商業施設、プラントなどの大きいスケールから個人住宅まで幅広く、専門分野としては、電気?空調?衛生?水道等、多岐にわたります。
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受験可能な資格?免許
電気主任技術者(1種?2種)
電気工事士
情報処理技術者(ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者)などを予定 -
取得可能な資格?免許
高等学校教諭1種(数学)
中学校教諭1種(数学)
学芸員 -
身につけられる技術
ソフトとハードを駆使し、時代の先をゆく「モノづくり」ができる技術
のぞいてみよう!研究室─ 半導体エレクトロニクス研究室 小林 信一 教授
コンピュータや太陽電池、光センサーなどに用いられる半導体素子の高性能化を目指し、シリコンと相性の良いゲルマニウムを活用した研究を進めています。
半導体の高性能化を目指す
現在は、「半導体といえばシリコン」というぐらいシリコン材料が主流ですが、トランジスタをさらに高速化するにはシリコンだけでは足りません。当研究室ではシリコンにゲルマニウムを組み合わせて、材料の自由度を上げることで高性能化を目指しています。
ゲルマニウムの結晶化
ゲルマニウムはトランジスタが世に出た70年前に使われた半導体です。このゲルマニウムをシリコンと一緒に使うことで、より電子の動くスピードが早くなり、またより多くの光を電気に変えることができます。研究では真空装置を使って原料ガスを分解し、ゲルマニウムを膜状にしてシリコンの上に載せる実験を行っています。サイズの違う原子をきちんと並べて、より良い結晶をつくることが実用化のために重要で、現在の目標です。
半導体の未来を変える
ゲルマニウムの膜がどのような状態でシリコンの上に成長するかによって性能が大きく変わってきます。現在は構造評価の段階ですが、この研究は今後の高速トランジスタや高効率太陽電池に欠かせない研究であり、とても大きな意義があります。原料ガスの取扱いには県の許可が必要で、どこでもできる実験ではないだけに、我々の研究には大きな期待が寄せられています。