建築学科 張偉栄准教授が日本空気調和衛生工学会 論文賞を受賞

建築学科の張偉栄准教授が、「固定流れ場の熱応答を用いた熱環境シミュレーション」を主題とした4連報の論文で日本空気調和衛生工学会 論文賞を受賞しました。
「この4連報の論文は、数値流体解析と建物エネルギーシミュレーションの連成により、不均一な室内環境におけるより精度の高い温熱環境シミュレーションを達成しました。この度、そのシリーズの論文が日本空気調和衛生工学会の論文賞に受賞され、一定の評価を頂いたことを非常に嬉しく思います。今後も快適かつ省エネの建物設計を目指して一層精励したいと思います。」と張准教授。

タイトル 固定流れ場の熱応答を用いた熱環境シミュレーション

第1報 CFD解析を利用した熱応答計算法の開発と空調制御システム最適化問題への応用
第2報 動的熱負荷計算との連成計算によるエネルギーシミュレーション手法への展開
第3報 室内温熱環境寄与率CRIをネットワークモデルに組み込んだ期間エネルギーシミュレーション
第4報 等温条件下における室内流れ場の変化がスカラー応答に及ぼす影響の感度実験

※リンク先の国情報学研究所CiNiiで論文概要および本文をご覧いただけます。
著者 樋山恭助、石田義洋、加藤信介、張偉栄、永野秀明
2014年5月19日