えんどうゆりこ個展「森のポケット」 (卒業生個展 11/18~11/23)
今まで飼ってきたペットは、家の後ろにある森にお墓をたてて埋めてきた。
きれいに樹木が並んでいるその森は、奥深くまで続いていて、
ずっと先まで見えないのが少し不気味で、不思議な感じだった。
雷がひどい日は森に落ちているのか、ものすごい音がしてこわかった。
その森は、今まで飼ってきた動物たちの魂というか、何か尊いものが集まっている場所、
生きている場所のような気がした。
その森はどんどん新しい植物が生い茂っていって、樹の一本一本も更に高くなり、
今も成長し変化し続けている。動物たちのお墓の目印もいつの間にかなくなってしまった。
今実家にはうさぎと亀が一匹ずついるが、いつかは二匹も森の一部になるのだろう。
植物も、動物も生きているもののすべての舞台はどこか自然の中で、
色や模様のひとつひとつも、森という世界の中で生かされている。
あらゆるいきものたちは、想像の中でも、思い出の中でも、現実でも、
日々変化することを止められない世界の中で、永遠の休息を求めて過ごしている。
その世界の一部に森が必ず存在している。それを愛しいと感じながら、表現したいと思った。
きれいに樹木が並んでいるその森は、奥深くまで続いていて、
ずっと先まで見えないのが少し不気味で、不思議な感じだった。
雷がひどい日は森に落ちているのか、ものすごい音がしてこわかった。
その森は、今まで飼ってきた動物たちの魂というか、何か尊いものが集まっている場所、
生きている場所のような気がした。
その森はどんどん新しい植物が生い茂っていって、樹の一本一本も更に高くなり、
今も成長し変化し続けている。動物たちのお墓の目印もいつの間にかなくなってしまった。
今実家にはうさぎと亀が一匹ずついるが、いつかは二匹も森の一部になるのだろう。
植物も、動物も生きているもののすべての舞台はどこか自然の中で、
色や模様のひとつひとつも、森という世界の中で生かされている。
あらゆるいきものたちは、想像の中でも、思い出の中でも、現実でも、
日々変化することを止められない世界の中で、永遠の休息を求めて過ごしている。
その世界の一部に森が必ず存在している。それを愛しいと感じながら、表現したいと思った。
会期 |
2013年11月18日(月)~11月23日(土) 11:30~19:00(最終日は17:00まで) |
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会場 |
ギャラリーハウスMAYA 東京都港区北青山2-10-26 |
WEBサイト | えんどう ゆりこ |